ライザップじゃ痩せないの?
ビフォーアフターの映像と耳に残る音楽で一気に注目を集めたライザップ。
現在も有名人をモニターに起用し、その効果を訴求していますが、本当にライザップで痩せるの?と疑問に思っている人もいると思います。
実際にブログや口コミを見ると、しばしばライザップでは痩せないという情報を目にすることがありますよね。
こういった情報を見ると、ライザップで痩せない人と効果が出る人がいるようにも思えますが、ライザップのプログラムをしっかりと行えば痩せないことは少ないんです。
ライザップは肉体改造のプロがトレーニングや食事について徹底的にアドバイスをしてくれます。
強い意志を持ち、トレーナーの指導に的確にしたがってトレーニングを行うことで、しっかりとして効果が期待できます。
今回は、ライザップで痩せることができない人の特徴や、効果を得るために必要なことについて解説していきます。
ライザップで痩せない人の特徴
実は「ライザップに行ったけど痩せない!」と言っている人には、いくつかの共通の特徴が見受けられます。
ライザップで効果を出すには、トレーニングだけでなく食事管理のプログラムにもしっかりと従う必要があります。
そのため、ライザップの提示するプログラムに従えば、結果は出やすいです。
トレーニングをサボる
まず、ダイエットを成功させるために欠かせない要素はトレーニングです。
ライザップのトレーニングは通えばしっかりと行えますが、サボる人は中々痩せないです。
ライザップのトレーニングは基本的に週2回です。そのトレーニングで全力を出し切ることができなければ結果は出ません。
もちろんトレーナーの指示に従うことも大事ですが、自発的に自分を追い込む姿勢があれば、結果はついてきます。
ライザップのトレーナーは知識も経験もしっかりしていますが、それでもそれを吸収する意欲が大切です。限られた時間の中で、自分をどれだけ追い込めるか、これがライザップで痩せるために大切です。
実は食事を制限していない
ライザップではトレーニングだけでなく、食事管理も行ってくれます。
内容としては朝・昼・晩の食事をトレーナーに報告し、改善点があればアドバイスをしてもらえ、食事面からも的確な助言を得られます。
もちろん3食摂取できますが、当然、肉体改造を成功させるには脂質や糖質の多いもの(炭水化物)を制限しないといけません。
しかしこの食事制限をせず、好きなものを好きなだけ食べてしまっていては痩せないという状態になってしまいます。
トレーニングを頑張っているから少しくらいご褒美、という気持ちで好きなものばかり食べないようにしましょう。
トレーニングの日以外はダラダラしている
ライザップのトレーニングは週に2回が基本ですが、このトレーニングの日以外の生活の送り方も大事です。
トレーニング以外の日は筋肉を回復させる日でもありますが、だからといって横になったままお菓子を食べるような1日を過ごしては痩せないです。
もちろん、トレーニング日以外は激しい運動は不要ですが、食事に気を遣ったり、リカバリーにつながるようなストレッチや軽い有酸素運動を行うだけでも、次のトレーニングに万全の状態で臨むことが出来ますので意識しましょう。
夕飯をたくさん摂りすぎている
食事管理において特に気をつけなけれならないのが夕飯です。
夕飯の量が多い、もしくは寝る直前になっているとうまく代謝がされずに余計な脂肪として蓄積されやすくなります。
ライザップのアドバイスでは、夕飯の制限の方が朝食よりもあります。ライザップからアドバイスを受けた量、食材、タイミングを守って食べるようにしましょう。
通い終わった後に元の生活に戻る
これはライザップ経験者の中でもかなり多く該当するケースです。
頑張ってライザップに通い、痩せた自分にご褒美を与え、「これだけ痩せたんなら少しくらい戻ってもいいか」という気持ちで好きなものを食べ続けたり運動習慣がなくなり、結局リバウンドしてしまい、「痩せない!」と思う方のケースです。
ライザップが終了した後は、そこで学んだことをどのように継続できるかが肝心です。
もちろん何日かはご褒美の日があっても良いですが、一度成果が出て今までの生活に戻ってしまえば、かけたお金や時間がすべて無駄になってしまいます。
痩せない人にならないための鉄則
ここまでで紹介したような痩せない人、つまり成果が出ない人にならないためにするには、どうすればいいのでしょうか。
以降、ライザップでしっかり結果を出すための鉄則を紹介していきます。
トレーナーと仲良くなる
まずはトレーナーを信じ、トレーナーの指導を忠実に実行することが大事です。
そのうえでは、トレーナーと仲良くなるということが欠かせません。
もちろん仲良くなるというのは、決して慣れ合いの関係になるということではありません。
むしろ、トレーニング中は厳しく、または意見を言い合えるような関係を築くようにしましょう。
トレーナーに頼るのは大切ですが、自発的に意見や行動を起こせるような関係作りを目指すと良いですね。
糖質制限
ライザップの食事管理は、糖質を制限しつつ摂取カロリーの量をなるべく減らさないというスタイルです。
糖質は摂取することでインスリンが分泌され、それにより余った糖が体脂肪となり蓄積されていきます。これを制限することで、インスリンを抑制でき、余計な脂肪を蓄えないようにするのが狙いです。
そのために、大体1日の糖質(炭水化物)の量を約50gに設定します。だいたいご飯一杯弱ですが、この50gという範囲をしっかり守っていくことが大切です。
昼はよく食べ、夜は少なめ
食事をしっかり食べるタイミングと、抑えるべきタイミングのメリハリをつけることも大事です。
特に、お昼の場合はある程度しっかり食べてもその後の運動等でカロリー消費されるので問題ありませんが、夜に関してはセーブしましょう。
もちろんしっかり食べるといっても揚げ物やラーメン、ジャンクフードを好きなだけだ食べるのではなく、タンパク質を中心にバランスのとれたメニューにする必要があります。
夜に関しては量もそうですが、就寝前の3時間前には遅くとも食事を終えている必要があります。
よるは体をリラックスさせるために副交感神経優位の状態になり、この状態ではインスリンというホルモンが分泌されやすくなるので、脂肪をため込みやすいタイミングにあります。
間食はむしろ摂取すること
夜にたくさん食べてしまったり、エネルギーが枯渇しないように、間食を行う事はむしろ大切です。
空腹の時間が長く続くと、エネルギーが枯渇してしまいます。
人間の体は筋肉をアミノ酸に分解して、それをエネルギーにしてしまいます。せっかく日々鍛えている筋肉が分解されてしまってはトレーニングの効果も薄れてしまいます。
筋肉がアミノ酸に分解されることをカタボリック状態と呼びますが、この状態を避けるために、こまめに軽食を摂ることが大事になります。
もちろん好きな物やお菓子を食べるのではなく、高たんぱくで低糖質のものを食べるようにしましょう。
具体的には鶏胸肉(用意できない場合はコンビニのサラダチキン)や、卵系の理メニューを食べて、タンパク質を補給しつつ、野菜・海藻・キノコ類を食べることをおすすめします。
飲んではいけないお酒も多数
ライザップのパーソナルトレーニングの指導では、お酒も飲めますが、実はお酒も種類によって糖質の量が異なります。
例えば定番のビールや日本酒、カクテルなどの醸造酒は糖質が多いのに対し、ウィスキーや焼酎などのいわゆる蒸留酒は糖質が含まれていません。
飲もうとしているお酒は醸造酒か、それとも蒸留酒かを確認して飲むようにするだけでも結果は変わってきます。
基本的には糖質が少ないお酒を選ぶ必要があります。
プロテインも摂取する
トレーニング効果が薄れてしまうカタボリックの状態を防ぐためには、プロテインが重要です。
例えばトレーニング終了後は肉体はいわゆる飢餓状態にあり、栄養を欲している状態になります。
この時にプロテインを摂取することで素早く筋肉に栄養がいきわたり、筋肉の合成を促進してくれます。
筋肉はダイエットにとても大切なので、プロテインは必須といっても過言ではないくらいです。
また、間食のタイミングでタンパク質を摂取すれば、筋肉の分解抑制や空腹の軽減にもつながりますので、適宜プロテインを摂取していくことはオススメです。
ただし、プロテインはあくまでサプリメント(補助)ですので、メインの栄養素は食事から摂取するということは忘れないでくださいね。
まとめ
以上、ライザップで痩せない人の特徴と、結果を出すために大事なポイントについて解説してきました。
繰り返しになりますが、ライザップはしっかりとプログラムを行えば痩せないということはなかなかありません。
ただし結果を出すには個人の意思も大事です。
「ライザップに行くんだから絶対に痩せないともったいない!」「何が何でも元を取ってやる!」と思っている人のほうが結果は出やすくなります。
最後に大事なのはどれだけ自発的に追い込めるか、自分を律することができるかです。
ライザップには優秀なトレーナーが豊富にいますので、彼らの指示を的確に遂行しつつ、そこに強い意志が組み合わさることで最高の結果を導き出しましょう!