2か月で6kg達成
私はライザップ自由が丘店に2か月通い、6kgの減量を達成しました。
え?
あのライザップに通ってたった6kgしか痩せられなかったのかって?
私がライザップに支払ったのはおよそ35万円。
2か月通って減った体重は6kg。
数字だけ見ると、払った対価に対して結果が出ていないように感じます。
しかし、減った6kg以上に、ライザップでは食事や運動を含む生活習慣を学ぶことができ、通った甲斐があったと自負しています。
ライザップを体験するまでの私
私は2018年7月現在、30歳の女性です。
新卒から一貫して事務職に就いています。
事務職と言えば、座りっぱなし、事務所に籠りきり。
新卒(23歳)時には160cm、50kgだった体型が次第に巨大化し、30歳になるころには70kgにまで到達していました。
もちろん、太った原因は運動不足だけではありません。
職場の人間関係を過食で晴らしたり、深夜残業終わりにこってりとした食べ物を食べてそのまま寝たり、もともと塩辛いもの+脂っこいものを好んで食べるという生活習慣も関係していました。
このままじゃまずい。
そう思い、30歳になったことを機にストレスフルだった前職から転職をし、心身ともに余裕のある生活を送れることになったことから、本格的にダイエットに取り組むことにしました。
ライザップを体験し、通ったきっかけ
前職の退職金50万円が手元にあり、せっかくだからお金をかけられるダイエットをすることにしました。
まず最初に思いついたのは痩身エステ。
大手の痩身エステサロンでは500~1,000円のお得な初回体験コースを用意しています。
いくつかハシゴしてみましたが、減るのは水分だけでした。
やはりダイエットの王道は食事と運動。
そんな時に目についたのが、ライザップのCMです。
50万円あるからライザップに通えるじゃん!
思い立ったが吉日。
2017年12月初旬、私は自宅からアクセスのよいライザップ自由が丘店のカウンセリングを訪ね、当日入会しました。
ライザップの内容・特徴は?
2017年12月中旬、私のライザップ生活がスタートしました。
運動音痴で学生時代の体育の成績は万年「2」だった、運動音痴の私がうまくできるのだろうかと不安に感じていましたが、トレーナーに恵まれたことから楽しく通うことができました。
ライザップのコース
ライザップには、以下のメニューがあります。
- シェイプアッププログラム
- シェイプアッププログラム プラス
- ペアシェイプアッププログラム
- ペアシェイプアッププログラムプラス
- モデルプログラム
- 美脚プログラム
- マッスルゲインプログラム
ライザップは減量専用のパーソナルジムだと思われている方が多いですが、実はモデルプログラム、美脚プログラム、マッスルゲインプログラムと、目的に応じた多彩なプログラムがあります。
私が契約したのは、シェイプアッププログラムの2か月(16回)コース。
1コマ50分のセッションを週に2回、2か月間行う、ライザップで一番スタンダードなコースです。
料金は298,000円(税抜)、そして入会金50,000円を、私は銀行一括振り込みで支払いました。
トレーナー
トレーナーは、指名ができません。
ライザップ側で、トレーナーのスケジュールを元に決定します。
しかし、どうしてもトレーナーとの相性が合わない場合にライザップに伝えると、変えてくれます。
私のトレーナーは、佐藤さんという、30台半ばの男性トレーナー。
トレーニングと食事制限に関する知識が豊富で、かつ気さくな方だったので、人見知りで若干男性恐怖症の私でもすぐに仲良くなれました。
私が楽しくライザップ生活を送れたのは、佐藤トレーナーのおかげといって過言ではありません。
トレーニング
私が一番心配していたのは、トレーニング。
運動音痴で、仮病を使って休むほど体育が嫌で嫌で仕方なかった私ができるのかと不安でした。
しかし、ライザップはパーソナルトレーニング。
ゲストの性別、年齢、体力、筋力に応じてトレーナーがメニューを組んでくれるので、辛くはありません。
最初は5kgのダンベルを持ち上げたり、10回自重スクワットをするだけでも汗だくだった私ですが、2か月経った頃には、20kgのダンベルを持ち上げたり、30回スクワットができるまでになっていました。
継続は力なり。たった2か月で自分の成長がわかり、嬉しかったです。
糖質制限
ライザップの食事指導は、糖質制限です。
つまり、糖類はもちろんのこと、米、小麦粉、芋類は食べてはいけません。
私は食べることが最大の生きがいでしたので、糖質制限生活を始めてからの3週間は、辛くて仕方がありませんでした。
糖質が多いもの(トマト、大豆以外の豆類など)を誤って口にしてしまってトレーナーから指導を受けたり、何を食べたらいいのかわからなくて、無駄に食費をかけてしまったりもしました。
3週間経過した頃に、私はある結論に至りました。
毎日メニューを固定してしまえば、イライラすることも、手間と食費が無駄にかかることはない、と。
以下は、私の一日のメニューの一例です。
- 朝:木綿豆腐 納豆 めかぶ 野菜スープ
- 昼:ブロッコリーのスライスチーズかけ スクランブルエッグ 鮭の塩焼き わかめのナムル
- 間:アーモンドフィッシュ 茎わかめ プロテイン
- 夜:木綿豆腐 納豆 めかぶ
私が糖質制限をしていた2017年末から2018年初めは全国的に野菜の価格が高騰していました。
そこで重宝したのは、コストコの冷凍ブロッコリー。
2,27kgで1,000円弱でビタミンCとタンパク質が豊富、かつお腹もそこそこ膨れます。
木綿豆腐、納豆、めかぶは、私の主食でした。
結果が出た!6kgの減量
ライザップ入会から2か月。いよいよコース満了の日。
身体計測をすると、6kgの減量。
「XXさん(私)のすごいところは、ライザップの高額なサプリを飲まないで、運動と食事だけで体重を落とせたことです。しかも、筋肉を落とさないまま、脂肪だけを落としました。これってなかなかすごいことですよ」
佐藤トレーナーは続けます。
「ライザップ生活はこれで終わりますが、ライザップで学んだことを活かしてダイエット生活を続けてください」
ライザップに通って良かった点
ライザップに通って良かった点は、自分自身を見つめなおせたことです。
今までの私は、仕事で忙しいことを言い訳に、さまざまなことから目を背けてきました。
その中の一つが、自分の身体のこと。
70kgにまで身体が大きくなるまで鏡やショーウィンドウにうつる自分の姿から目をそらし、いけないとわかっていつつも悪い生活習慣を続けていました。
しかし今回ライザップに通い、佐藤トレーナーと出会ったことで、言い訳せず、自分自身と向き合うことができました。
減量した6kgとおさらばしたとき、過去7年間の忙しかったOL生活のドロドロした膿を出せた気がしました。
ライザップに通って大変だったこと
ライザップに通って大変だったことは、糖質制限です。
私はもともと脂っこくて塩辛いもの、例えばフライドポテトやコロッケ、ハンバーグ、メンチカツが大好物でした。
それらを食べると快楽をもたらしてくれますが、糖質が多く、悪質な油を多く含んでいます。
ライザップ生活ではそれらを絶たなくてはいけません。
最初の3週間は、夢でフライドポテトを食べていたり、通勤途中にファストフード店の前を通るたびにポテトのポップを見つめたり、コンビニに行くたびに自分に食べられるものがほとんどないことに絶望したりしていました。
しかし、それ以降は糖質制限生活にも慣れ、食への執着がなくなりました。
食への執着を断ち切るまでが、ライザップ生活の山場です。
ライザップを卒業して、リバウンドはない?
ライザップ生活を終えて、リバウンドをする人は多いようです。
それは、ライザップでせっかく身に着けた運動習慣や糖質制限生活をやめたからでしょう。
食への執着を断ちきることができず、反動で好き勝手食べてしまう方は、リバウンドしてしまいます。
しかし、私はリバウンドをしていません。
この記事を書いている2018年7月、ライザップを卒業してから5か月が経過していますが、現在の体重は57kgです。
つまり、ライザップのコースを修了してから、さらに7kgの減量に成功しているのです。
リバウンドを避けるために注意したこと
私がライザップ生活を終えてもなお、減量し続けられた秘訣は、ライザップで学んだことを活かし、ダイエット生活を続けたからです。
ライザップでもらった食事指導の冊子を今でも定期的に読み返し、糖質制限生活は続けています。
また、格安のマシンジムを契約し、週3~5のペースで筋トレをしています。
ライザップの価値は、コースの2か月だけではありません。
ライザップのダイエットメソッドをトコトン学べることにあると、私は思っています。
まとめ
2017年12月、ライザップ生活を始める前の私は、卑屈なデブでした。
自分に都合の悪いことから目をそらし、食べることでストレスを晴らしていました。
鏡やショーウィンドウに映る自分の姿が醜く、目をそらしていました。
しかし2018年7月現在、私はあれから13kgも体重が減り、身も心も軽くなりました。
160cm 57kgでまだまだぽっちゃりではありますが、着たい洋服を着ることができ、鏡やショーウィンドウに映る自分が、とても好きです。
ライザップ生活、そしてその後のダイエット生活で、私は脂肪だけではなく、心の膿も落とせたようです。
ライザップ生活を終えて5か月。
今となってはライザップに通っていた日々が、まるで夢のようです。
あそこで思い切ってライザップに入ってよかったです。
私はいま、とても幸せです。